ホスピタリティ業界での仕事の見つけ方
こんにちは!きゃねです。
オーストラリアでワーキングホリデーを経験した私が、ホスピタリティ業界(ホテル、レストラン、カフェなど)での仕事の見つけ方を、リアルな体験談とともにシェアします。
この記事で得られること
渡航前にできる準備(心構え・資金・経験)が明確になる
著者が現地で3つの仕事を見つけた実体験について知れる
「仕事が見つからなかったらどうしよう…」という不安を抱えているあなたに、実体験に基づいた具体的なアドバイスをお届けします!
まず知っておいてほしいこと:仕事はすぐに見つからないのが普通
日本に置き換えてみても同じです。何のツテもなく、日本語も流暢ではない外国人が日本に来て数日で仕事が見つかると思いますか……?未経験の人にとって、海外での職探しは想像以上に最初のハードルが高いです。
私自身、2024年4月にケアンズに到着しましたがオフシーズンだったこともあり、応募する先々でことごとく断られ……「このままだと年内に帰国しないといけないかも」と生活費の計算をしながら不安を抱えて生活していました。実際、ワーホリに来て3ヶ月経っても固定の仕事が見つからず、Uber Eatsの配達で生活している人も居ました。
さらにショックだったのは、ワーホリに来て生活に困った日本人が食料配給の行列に並んでいるというニュースを知ったこと。
「仕事ない」豪ワーホリ ホームレス向け無料食料に日本の若者ら行列
朝日新聞:https://www.asahi.com/articles/ASS7114SXS71UHBI021M.html
だからこそ声を大にして言いたい。自分自身が困らないために、準備してから渡航しよ!
絶対に用意すべき資金
資金の余裕 = 精神的余裕
私は結果的に3週間で仕事が見つかりましたが、もしお金に余裕がなかったら気が気じゃなかったと思います。「あと1ヶ月で貯金が尽きる……もうすぐ帰国しないといけないかも……」なんて状況だと、焦って変な仕事に飛びついてしまったり、冷静な判断ができなくなったりします。実際、仕事に困ってナイトマーケットでのマッサージの仕事など、低給料でやりたくない仕事をせざるを得ない人もたくさん見ました。
仕事が見つからなくても最低3~6ヶ月は生活できる資金を用意してから渡航しましょう。
オーストラリアの物価は、だいたい日本の1.5~2倍くらいの感覚です。2025年のビッグマック指数を見ても、日本は3.11USドルに対し、オーストラリアは4.87USドル(日本の1.56倍)と、日本より高いことがわかります。家賃、食費、交通費…すべてが高い!
世界のビッグマック価格ランキング
世界経済のネタ帳:https://ecodb.net/ranking/bigmac_index.html
1か月の生活費の目安は都市などにより異なりますが、シェアハウスに住んで自炊中心の生活をするなら、約1,800~2,500AUD(日本円で約17~24万円前後)が想定されます。そのため生活防衛資金として最低でも60万円、もう少し安全を見る人は100万円は使えるお金がある状態で渡航しましょう。
資金を用意することは、安心して仕事探しするための精神的余裕につながります。 自分の生活の安全のためにも、経済的余裕を持って渡航しよう!
渡航前にできる準備(これ、めっちゃ大事!)
1. 関連業種での経験を積む (渡航まで時間がある方向け)
オーストラリアは経験重視の採用文化。日本でも関連職種の経験がないと、ハードルが高くなります。
おすすめは以下のような職種で最低6ヶ月の経験を積むこと:
- マクドナルド、ケンタッキー、スターバックスなどの世界的フランチャイズ(オーストラリアにも進出しているブランドなら尚良い!)
- カフェのバリスタ
- レストランのホールスタッフ
- ホテルの受付スタッフ など
学生さんなら、アルバイトとして始めやすいはず。これが後々めちゃくちゃ武器になります!
私は学生時代に中華料理店で1年ほどアルバイトしていたことがあり、レジュメに記載することができました。
2. 事前に求人をチェック&応募
FacebookやJAMS.TV、日豪プレスなどで、渡航前から求人情報をチェック。運が良ければ現地入り前に仕事をゲットできることも!
3. SNSで現地にいる人とつながる
飲食店は働いているスタッフの紹介で新しい人を採用することがとても多いです。すでに現地で働いている日本人をX(旧Twitter)やFacebook、Treadsで探して、紹介してもらえないかお願いしてみるのもアリ。意外とつながってくれる人、多いですよ。
4. レジュメ(英文履歴書)を作成する
現地入りする前に作成しておくと、すぐに動き始めることができます。PCのword等で作成して、英語ができる複数の人に添削してもらうこと。
レジュメ作成については以下の記事で解説しています。
5. RSA(Responsible Service of Alcohol)資格を取得
アルコールを扱うレストランやバーで働くには必須の資格です。オンライン講座で数日で取得できるので、応募の幅を広げるためにも持っておくとよいと思います。
私がRSA取得の際に参考にしたサイトはこちら↓
最強旅ログ「RSAをオンラインで簡単に取得!おすすめコースと回答例を紹介」
6. 英語力を高める (結局、英語ができる人ほど強い)
オーストラリアには様々な国からワーホリに来ている人たちがいて、イギリス、アメリカなどの英語圏や、フィリピン、香港など英語教育に力を入れている国の出身者も多いです。一般的に彼らの英語力は日本の学習者よりアドバンテージがあります。仕事探しにおいて同じ枠を取りに行くとなると、英語ができる人から採用されていくのが現実です。
渡航時期も戦略的に考えよう
観光地の場合、シーズンによって求人数が全然違います。
私がケアンズに行った4月は閑散期で、本当に仕事が見つかりませんでした。でも6~7月ころから徐々に賑わい始め、8~11月がピーク。観光シーズンは都市によって異なりますが、観光シーズンの2~3ヶ月前に現地入りして、生活を整えつつ応募していくのがベストだと思います。
現地での仕事探し:私の実体験
まずは選り好みせず、とにかく応募!
私も最初は「ホテルの清掃だと人との関わりが少ないしなぁ」「日本食レストランだと日本人ばかりで英語が上達しないし…」とか思ってました。
でも、そんな選り好みしてる場合じゃなかった!
オーストラリアでの就業経験がゼロの人は、まず何でもいいから経験を積むことが大事。一度現地で働いた実績ができれば、次の仕事は格段に見つけやすくなります。
【リアル体験談】1軒目の撃沈から学んだこと
1軒目にレジュメを配ったときの撃沈を今でも痛烈におぼえています。緊張で店に入る勇気がなかなか出ず、やっと入れたと思ったら、朝の忙しい時間帯だったからか、スタッフに声をかけても目も合わせてもらえず「そこにレジュメ置いといて」と言われるだけ。冷たくあしらわれて、その日はもう他の店に配る気力が湧きませんでした…。
でも、考え方を変えたんです。「こういう対応をするスタッフは、私がお客さんとして戻ってくる可能性を想像できない意識の低い人だな!」って。実際、そういう店には絶対にお客さんとしても行きたくなかったので避けていました(笑)。
逆に、募集はしていないと断られても、帰り際に「Good luck!」と声をかけてくれる人もいて、すさんでいた心に沁みましたし、仕事探しを続ける力になりました。
私の成功ストーリー
レジュメを配り始めて3週間後、すでに100店舗近く訪問し、市内の店は大体まわったなと思い始めていた頃、やっと寿司テイクアウトのお店のキッチンスタッフとしてトライアル(入職試験のようなもの)に参加できました。
その結果、無事採用となったものの、最初は1回につき2~3時間のシフトを週1,2回だけ。でも一生懸命働いているうちに認められて、週4日出勤できるように。さらに系列店舗(ラーメン店)でも、キッチン兼ホールのシフトをもらえるようになりました。そこに加え、大家さんのツテで中華料理店のウェイターの仕事もゲット!
職場も多国籍になり、スタッフやお客さんとのコミュニケーションを通じて、自分の英語(特にスピーキング力)が伸びているのを実感しました。
気づけば3店舗を朝から晩までハシゴして、週休ゼロ日、週70時間近く働いていました…。「ワーキングホリデーじゃなくてワーキングワーキングやん!」って感じですが(笑)、やっともらえたシフトが嬉しくて、職場の人たちにも恵まれ楽しかったんです。
帰国した後も連絡を取り合う友達ができたのも、職場でした。これがワーホリの一番の宝物かもしれません。
まとめ:絶対に諦めないで!
オーストラリアでの仕事探しは確かに大変です。でも、以下のポイントを押さえれば、必ず仕事は見つかります:
- 十分な資金準備(3~6ヶ月分の生活費)
- 渡航前の準備(関連業種での経験、RSA資格、レジュメ作成)
- 戦略的な渡航時期(観光シーズンの少し前 ※観光都市のみ)
- とにかく行動(選り好みせず応募、目標を決めてレジュメ配り)
「仕事が見つからないよ~(泣)」って思っても、絶対に諦めないで! 私も何度も心が折れそうになったけど、コツコツ続けたら必ずチャンスは来ました。
あなたのオーストラリアワーホリが素敵な経験になりますように。応援しています!
